いよいよ吉祥院アートウォーキングの本番当日がやってきました。ルート考案など段取りや準備に力を注いでくれたPJTリーダー3人のおかげでこの日を迎える事ができました。本当にお疲れ様でした。最近、周りを意識しながら歩くようになった広報担当の松本です。
本番は2つのチームに分かれて行い、第1班は車の形、第2班はSDGsの文字を作りました。まずは第1班の様子をお伝えいたします。
保育園の子供達が作ってくれたタスキをつけ、どんな風になるのかドキドキしながらスタートをきりました。
安全に気を配りながら進んでいきます。「以外とゴミも少ないね」「この川の水位はどれくらいなんだろう?」と周りに目を向けながら歩くと町の様子が観察できます。
今回のGPSアートは車の排気ガス部分がハートの形になっています。これは「地球に優しい気持ち=ハート」という意味なんだよ!とリーダーたちのメッセージが込められています。GPS上にハートが完成しふと道の先を見ると、なんとそこには京都市内に唯一ある水素ステーションがありました。意図的に作成したわけではないのに水素エネルギーを供給できる場所がそこにあったことが奇跡的で、みなさんテンションUP!
途中「しまった!」と声があがり予定していた道と違う道を曲がってしまったことが判明。GPSを修正することはできないので即ルート変更。「大丈夫セダンの絵が、ランクルの絵に変わっただけだよ!」とすかさず皆のフォローが入りました。なんと素晴らしいチームワーク!
だんだん絵が出来てくると楽しくなり、2時間ほどで完成しあっという間にゴールしました。
続きまして、今回のPJTで雨女であることを確信した広報担当の山本が第2班の様子をお伝えいたします。開催日がまさかの雨で延期。広報含む参加者5人のうち2人が雨女という悪条件の中、祈る気持ちで迎えた2週間後、晴れ男2人とてるてる坊主のおかげで雨予報を覆しての晴れのち曇り。最高のコンディションとなりました。
少し風が吹いていましたが、暑くもなく寒くもなく順調なスタートです。出発地点は集合場所から離れているので、到着までしばし雑談しながら向かい、ちょうど体が温まったころにスタート。
文字担当の2班は道を曲がったり戻ったりする箇所が多いのでこまめに確認しながら進みます。住宅街を歩く事が多く、お昼という時間帯もあって人とすれ違う事が少ない印象でした。信号のない横断歩道も多く、歩行者も運転者も注意が必要です。
途中雨が少し降りましたがカッパを着て続行。
「D」の右上と右下の角がどうしても角張ってしまうと懸念していましたが、1班からのアドバイスのおかげで上手く丸くすることが出来ました。
ゴールに到着する頃には雨も止み、道に迷う事もなく予定通り完走できました。1班から引き継いだタスキを繋げる事が出来てみんなひと安心。
完成したGPSアートです。もともと考えていたGPSアートの文字は「KTG SDGs」という文字だったのですが、日程や時間の都合上「KTG」の部分を諦めていました。が、そこを事務局の濱田さんが歩いて下さり、最初に考えたGPSアートを完成させることが出来ました。
今回の活動を通して、全員で協力して1つのものを作り上げる達成感を得るとともに、地元企業として地域社会との関わりを考えることが出来ました。それぞれのチームごとに団結力が生まれ、そしてお互いのチームを思いやることでさらに結びつきも強くなりました。