みくるま保育園の子どもたちのために、SDGsのG’sくんを手作りしました、山本です。
7月某日、アクションリーダー全員の「何か具体的な活動がしたい!」という熱い思いから、実際に取組む施策を検討しました。捨てればプラスチックごみになってしまうペットボトルキャップ。それを分別回収し、業者の方にお願いすると、そのペットボトルキャップはリサイクル資源へと生まれ変わらせることができ、同時にその売却金を寄付することで、世界の子供達へのワクチン接種に役立ててもらう取組みがあることを知り、大きな負担がなく、生活する中で参加ができて、京都府のごみを減らすことができ、SDGsの目標を身近に感じ、自分ごととして活動できる機会になる!と賛同した私たちは、この取組みに協力させていただくことにしました。
“ペットボトルキャップでワクチン”プロジェクト
この活動を通して協力した人がゴミを分別することで「つかう責任」を果たし、リサイクルすることで「住み続けられるまちづくり」にアプローチできます。
このプロジェクトに熱い思いを抱いている二人がリーダーとしてみんなを引っ張って行ってくれます。
KTGグループでは、夏季期間にエンジニアを対象に、熱中症対策ドリンクを約42,000本配布しています。例えば「エンジニア皆さんのご理解をいただければ、この夏42,000個のキャップが集まるはず!」という意見が出たり…
「全社員に賛同をもらえるかどうか」「お客様も巻き込んでみる?」「衛生面はどう管理したらいいかな」
ペットボトルキャップを回収するという目標は1つでも、課題の捉え方はさまざま。どのように工夫すれば上手く進められるか、それぞれの視点から意見を出し合い、話し合いを行いました。
結果、活動を広げるためにもまずは運用面を検証するため、アクションリーダーの在籍する店舗、拠点で取組みをスタートすることに。このように、自分たちで前に進むために考えること、1人の意見を押し付けず、みんなの意見を尊重すること、これまでの研修で学んだことが活かされています!素晴らしいです。その後、各拠点ではアクションリーダーが自ら考え、周囲に協力してもらえるよう、ゴミ箱にキャップのみ分別できる入れ物を設置するなど、それぞれの環境に適した工夫をしてくれています。
みくるま保育園では、保育園に通う子ども達や保護者の皆様にもご協力いただいているようです。回収BOXをみくるまロゴカラーで可愛くデコレーションし、中身がみえるようにひと工夫。子ども達にも興味を持ってもらえるようにという保育士の思いが込められています。
少しでもゴミを減らし、リサイクルに回し、1人でも多くの子供達にワクチンを届けたい。小さくても皆さんの活動が、積み重なり大きな力となります。これから、優しい気持ちがどれだけ集まるのか、とても楽しみです。
ちなみに、途中経過ですが…集まったペットボトルキャップを見ると、飲んでいるドリンクの特徴がわかります。左はエンジニアが多い拠点。右は事務職の多い拠点。
左はお水やスポーツドリンクの青や水色の爽やかな色のキャップが多く、右はお茶のキャップが多いようです。面白いですね。